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■Kinetics
・ASOは感染から1週間後に上昇し、3-5週間後にピーク、6週間後から減少しはじめる。
感染前の値に低下するのは約8か月である。
・ADBは、6-8週間後にピーク、12週後から減少しはじめる。感染前の値に低下するのは約12か月である。
・小児ではASO・ADBとも感染前の値に低下するまで1年以上かかることも多いとされている。
■Disease specifity
・ASOは、皮膚感染よりも咽頭感染の場合により上昇する。よって、ASO単独の測定では、先行感染が皮膚感染であった場合に見落とす可能性がある。
■Sensitivity and specifity
・真の溶連菌性咽頭炎の患者であっても20%の患者はASOが上昇しないことが示唆されている。
■年齢
■診断
・ASO・ADBともに急性期と回復期で2倍以上の変化で解釈する。
・1回のみの抗体価で解釈する場合、リウマチ熱やAPSGNは通常最初の感染から2-3週間後に発症するため、ASO・ADKの動態から言って、診察時に最も抗体価が上昇していることが確認される
・リウマチ熱やAPSGNを疑ったがASO・ADBともに陰性のときは、溶連菌感染であることは否定的である。
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